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Canon EOS-1V HS / EF300mm F4L / Fuji RTP2

まだスカイパーク伊丹もなかった頃、滑走路沿いの西側には道路が走っていて、その道路沿いに1箇所だけ、空港敷地に面した水門がありました。その水門は、道路沿いのフェンスをまたいで越え、幅1メートルほどの水路にかかる小さなコンクリート橋を渡り、3段ほどの階段のいちばん上にありました。ここからは眼下のフェンス越しに滑走路が一望できたものでした。目の前で機体が浮き上がる気持ちのいいポイントで、昼間はここで何度もよく撮影したものです。ひそかに人気のある撮影場所で、天気のよい休日には先客がいることもしばしば。水門の上は大人2人が水門を隔ててなんとか立てるほどのスペースしかありませんでした。

ただ当時、この狭い場所で、三脚を必要とする夜景を撮影している人はほとんど見かけませんでした。SRが伊丹空港の騒音規制により締め出されることが決まった頃、なんとか西側からの夜景を押さえておきたかったこともあり、できるだけ風が弱くて、エプロンを照らす明かりがぼやっと広がる、視程の低い霞んだ夜を選んで撮影にトライしました。三脚を思い切り広げることもできない不安定な撮影方法で、さまざまな条件でフィルム半ロールほど費やしたベストカットがこれです。

本当なら、機体後部にある作業車が去ってから押さえたかったのですが、その頃には尾翼灯が消えてしまいものにできず。少し心残りのある、けれど思い入れのある一枚です。

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